2017年10月20日金曜日

<<第96回勉強会>>


日 時:10月16日(月曜日)13:30~16:00
場 所:喜平図書館 第一集会室
参加者:17名 (受講者12名、サポーター5名)
講  師:岡戸洋祐

 <学習内容>

 「コラージュで作る幻想の大地

 今回から新しいテーマが始まりました。
 色々な要素を貼り合わせて創り上げる絵画的手法の一つとして
 有名なコラージュですが、今回はそれを模して其々がまるで
 関係のない画像を重ねながら、思いがけない作品を生み出します。


1. ベースとなる空を作成
  ・背景となる「空」画像を開く。
  ・この画像を複製し、反転、モードの変更、レイヤーの統合などで
   加工し、ベースの背景を作成。
  ・空と大地を一層深みのある様子にするため「夕焼け」画像を追加。

  ・さらに「雲海」の画像を開き、フィルターの≪モーションぼかし≫と
   ≪ガウスぼかし≫で加工する。
   この作業によって、単純だった「空」の元画像に輝きが加わる。


2. 空に光の玉を追加する
  ・「シャボン玉」画像をレイヤーとして開き、≪ガウスぼかし≫で
   ぼかした後、レイヤーモードを≪オーバーレイ≫に変更。
  ・レイヤーを複製し、反転させて空の部分に光の玉を描く。
   この加工でシャボン玉の画像は背景の中に薄っすらと光を
   放つ役割だった事が分かる。


3.雲間に光を追加
  ・「木漏れ日」画像をレイヤーとして開き、雲の間から強い光が
   放たれているように加工


  これまでに5枚の画像を重ねてきましたが、其々の実体は加工に
  よって変化し、背景の画像に一体となって溶け込んでいます。
  次回は完成に向けて、さらに画像を重ねていきます。
  雄大で幻想的な大地が表現できることでしょう。
  
                   報告 山口淳子

2017年10月9日月曜日

<<第95回勉強会>>

日 時:10月2日(月曜日)13:30~16:00
場 所:喜平図書館 第一集会室
参加者:20名 (受講者16名、サポーター4名)
講  師:山口淳子

 <学習内容>
 「透明感のあるフルーツを描こう」の完成
 7月から5回に亘って取り組んだテーマもようやく完成を
 迎えました。
  
1. 背景を加工する(前回の復習)
  ・フルーツ群の下に明るい青の照明効果をつける。
  ・背景全体に鮮やかさを加える
   ≪明るさ・コントラスト≫の色メニューで調整。
  
2. フルーツ群の下に映り込みを描画
  ・「林檎」「葡萄」「レモン」を複製し、其々反転した後
   下に移動して映り込みのベースを作成
  ・其々にレイヤーマスクを追加し、「黒→透明」の
   グラデーションを掛けて、徐々に薄くなっていく
   映り込みを表現。
3.影を描画する。
  ・其々のフルーツの下にぼかしのかかった楕円を描き、
   色を付けて影を表現する。

4. 「映り込み」と「影」を調整する
  ・「映り込み」をフィルター≪ガウスぼかし≫でぼかし
   「影」レイヤーは不透明度を下げ、柔らかく背景に
   馴染むようにする。
   

.「林檎」に「レモン」の映り込みを描画
  ・隣に置かれたレモンを林檎に映り込ませて完成です。

  レモンの映り込みの不透明度を下げて完成‼

 写真を使わずツールとフィルターだけで仕上げるデジタルアートは、
  自由度が高いので創作意欲を刺激します。
  皆さん独自のイメージでフルーツを描き、美しい背景を作成して
  素敵な作品に仕上げられました。
  苦労した甲斐があったのでは…と思います。
                   報告 山口淳子
~作品集~














2017年10月8日日曜日

<<第94回勉強会>>

日 時:9月27日(水曜日)13:30~16:00
場 所:喜平図書館 第一集会室
参加者:12名 (受講者8名、サポーター4名)
講  師:山口淳子
 <学習内容>
 「透明感のあるフルーツを描こう」レモン編 背景加工編
  
1.「レモン」を作成
  ・レモンの土台となる楕円を描き、「葡萄の粒」や「林檎」と
   同じ方法で色を付けぼかしを掛け等して、立体感のある
   レモンを描画
  ・フィルター≪対話的歪め≫で楕円をレモンの形に整形
  ・明るい色に調整


2. レモンのヘタを描画する
  ・≪矩形選択≫ツールで角の丸い長方形を描き、着色後境界を
   ぼかしてグラデーションを掛け、立体感を出す。
  ・≪回転≫ツール≪移動≫ツール等でレモンの上から覗くような
   位置に調整

3.「林檎」と「葡萄」に葉をつける。    
  ・≪パス≫ツールで「葉」の形になるように曲線を描き、濃い緑で
   塗りつぶす。
  ・質感を出すため「黒→透明」「白→透明」のグラデーション等を
   モードを変えながら、数回かける。
  ・葉に透明感を出すため、不透明度を下げる。
  ・複製して「林檎」と「葡萄」に配置する。

4.  背景を加工する
  ・フルーツ群の下に明るい青の照明効果をつける。
   フルーツの下の背景部分を一部≪楕円選択≫ツールで選択し、
   「明るさ・コントラスト」で加工する。
   ほわっとした柔らかい光が生まれて、「あ~綺麗!」の声が。

     レモンが出来たら完成と思いきや、この後映り込みを描画し影を追加しと、
  まだまだ続きます。
  完成まであと一息(もっと?)頑張らなくてはならないようです。
報告 山口 淳子