2013年10月16日水曜日

<<第七回勉強会>>



日 時: 10月15日(火) 13:301630
場 所: 喜平図書館第二 集会室
講 師: 復習:山口 淳子
     作品作成:岡戸 洋祐
参加者: 12名

<<学習内容>>

1.復習
  補正に使うツールの「位置合わせ」設定(第5章ステップ30)
   《修 復ブラシツール》のオプションに用意されている4通りの
   「位置合わせ」を 使い、コピー元として登録した画像を
   ある画像のコピー先に貼り付ける方法等で作品作りに
   活かせる技術。
   (前回の学習から復習したい事項の希望を聞き実施)

2.作品作り
 (1)「トイカメラ」風作品(第6章ステップ34)
   トイカメラとは、レンズが合成樹脂で作られた安価なカメラ、 
    撮影すると中央部分のみ鮮明で他はゆがみ、ぼけ、
    変色などが生じ、独特な雰囲気の写真が撮れる
  元画像の写真を「選択的ガウスぼかし」でベタ塗り風にした後、
   彩度を上げ鮮明にする。
  ②①レイヤーを複製しそれを適度にぼかし、その中心部部分を
   レイヤーマスクで透明にする。
  ブレンドツールでぼかし部分をグラデションにすると
   写真の中央部分だけが鮮明になり、その周りがグラデーション
   風に外縁に向かってぼける
  ④③露光不足にする(外縁部のみ薄い黒色になる)
  レイヤーを追加し、黄緑色に設定、レイヤモードを
   「オーバーレイ」「不透明度」を変えると中央部以外が
    薄い黒と薄い黄緑をブレンドしたような色合いになり、
    中央部分のみが鮮明なトイカメラ写真らしく仕上がり完成。
   

 (2)曇り空の写真を爽やかな晴天に変える作品(第7章ステップ36)
    晴天にする3通りの方法の学習と画像も晴天にマッチした
    明るさに修正する方法を勉強した。
  曇天写真の雲り空部分を「自由選択ツール」「色域選択ツール」
   で曇天部分を選択し、曇天以外の画像部分との境界をなじませる
   為に選択部分を少し拡大し、かつ、適度にぼかしをかける。
  選択した曇天の新規レイヤー(レイヤー名を青空)を作り、
   青色グラーデションを機能を使って、雲一つない、自然な
   青空にし、選択を解除、青空部分外の暗い画像を色の
   明るさコントラスト機能を使い明るくし晴天写真1点目完成
  ③②の画像を利用し、新規レイヤーを作成し(レイヤー名を雲)、
   メニューバーのフィルターより「下塗り」「雲」「ソリッドノイズ」
   を選択、レイヤーのモードを「スクリーン」に設定すると
   曇天部分が雲のある青空に変化し、選択解除し、写真全体を
   明るくして晴天写真の2点目の完成
  ④①の画像を利用し、自分で撮った青空写真をレイヤーと
   して開く。メニューバーの「レイヤー」から「レイヤーマスク」
   「レイヤーマスク追加」「選択範囲」「追加」をクリックすると
   選択部分のみ、自分で撮った青空写真になる。選択解除し、
   写真全体を適度に明るくし、晴天写真の3点目が完成。

左上の曇天の元画像に青空と雲を・・・晴れた空と公園に違和感がないように明るく。                   テキストは「明るさ・コントラスト」を指定していますが、トーンカーブを使ってみました。  
   尚、青空写真の画像サイズは、元画像の曇天写真サイズより
   同等以上のものを利用することがポイント
  後でもっと修正したい場合は、名前を付け、Gimp独自の張子.XCFで保存、

           OKの場合は、ファイルのエクスポート
   から拡張子.Jpegとして保存。

   尚、の部分は、宿題で自分で撮影した別の青空写真などを
   利用して自宅で試みることにした。

  報告者 岡戸洋祐

      近々、会員の皆さんが送って下さった宿題を纏めて掲載します。
     お楽しみに!