2.場 所:喜平図書館第一集会室
3.参加者:14名(世話人・講師・サポーターを含む)
4.講 師:山口 淳子
前回の「風鈴」が工程数の多さから、多少時間不足でした。
未だ完成されていなかったり、未消化の部分もあったので、ポイントとなる難しい箇所を
復習も兼ねて取り上げました。
《復習》
風鈴に入れる金魚は〈コピー&貼り付け〉だけでも充分と思われますが、
やはり泳ぎまわっているかのように出来たら、表現はより深まるということで・・・
フィルターを使っての作業ですが、これが難しい!
風鈴の円に沿わせて回りこむようにするため「マップフィルター」を使いました。
このフィルターが使いこなせると面白い作品が出来るかもしれません。
ほとんどの方が金魚を風鈴の中で「嬉しそうに(?)」泳がせられたようです。
《今月のお題》は「芳しい幻想花」です。
幻想的な背景を作り、その中で「美しい蓮の花」が
芳香を放って咲き誇っているかのように・・・
作業そのものは前回の風鈴より易しいようですが、
美的センスが問われるかもしれません。
今回は
1.形の良い蓮の花を「前掲抽出」ツールを使って
切り抜く。
・アルファチャンネルを追加して背景を透明にし、
花レイヤーを作りました。
2.背景画像を作る。
・背景画像を柔らかい雰囲気の模様にするため、
一枚の風景写真をレイヤーとして読み込む。
この写真を複製し反転したり、拡大縮小、
ぼかし、モード=スクリーンなどのツールで
幻想的に加工。
・「黒から透明」のグラデーションを掛けてより
幻想的にします。
3.蓮の花を加工
・白く発光して輝いているように見せるため、一旦
トーンカーブで明度を落とし、レイヤーを複製。
フイルターでぼかし、モード=除算にすると・・・
白く明るい蓮の花が現れました。
さあ、ここからが「香りを放つ幻想花になるか?」
のポイントとなるところでしょう。
・炎というフィルターを使って、オーラを作成。
この選び方で出来栄えがちょっと違うかな?と
思われます。
バリエーションがたくさん用意されていて目移り、心移り・・・
なかなか決まりません。
オーラレイヤーを複製したり統合したり忙しく変化させて一応決着。
5.今日の最後は「花の輪郭を発光させる」です。
・これまでに使ったツールやモードで、使い方にも
金魚が風鈴の模様になって,風とともに廻っています。 写真提供;春日さん |
前回より易しいとはいえ、必ず何処かに落とし穴が
用意されていて、息が抜けません。
次回は「完成!」の予定ですが、時間に余裕が
あれば応用編などやってみたいと思っています。
報告者 山口 淳子