2015年12月15日火曜日

<<第56回勉強会>>

日  時:12月7日(月)13:30~16:00
 場  所:喜平図書館第一集会室
 参加者 :16名
 講  師:山口 淳子   

   今回は「写真の色を変える様々なテクニック」の
  主に《レイヤーモード》を変えることによって得られる効果を
  学びました。

  1.単色に塗り替える
 ①美しいモノクロ画像にする。
   カラーの写真を《脱色》して白黒画像にする。
  ・脱色した元画像を複製し
   フィルターの《柔らかい発光》で明るい部分を強調
  ・この画像のモードを《オーバーレイ》に変えるとアッという間に
   自然な感じのメリハリの効いた画像に変わります。
  ・歴史を感じさせる重厚な感じにしたい場合は《乗算》モードで。


単色で着色する方法(雰囲気のある画像にする)
  ・《柔らかい発光》を実行したした画像を《乗算》で古い写真のようなセピア色にしました。、
 、・影を濃くしてもっと印象を強くしたい場合は、モードを《焼き込み》にします。
  ・また、《オーバーレイ》に変えて古い映画の一場面のような雰囲気に。
  3種類のモードでは、メリハリの効いた重厚感のある《焼き込み》モードが人気でした。

  2.写真の色を変える
 ①くすんだ写真をはっきりした画像に変える
  ・色メニューの《レベル》でヒストグラムを見ながら調整しました。
 ②一部分を別の色に変える
  ・写真の一部分を選択し《色相・彩度》のスライダーを動かしながら、好きな色に着色。
 ③全く別の色に塗り替える
  ・新規レイヤーに単色や、グラデーションなどで色を塗り、
  《オーバーレイ》や《焼き込み》等のモードで、元の画像に陰影や色の変化をつけました。

モードを使うと思いがけない変化をもたらし、「エッ!これどうやったの?」と言われそう?
 幾つもの画像を重ね、モードも其々に変えてみると凝った作品が出来そうです。

 テキストの課題を終えた後、応用編として川越の写真(先日のGIMPサークル撮影会で
 撮られた春日さん写真)に、モードを使って作品作りを楽しみました。

    報告 山口 淳子



  

 

   
  
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