2018年12月11日火曜日

<<第回121回勉強会>>

 日 時:12月3日(月曜日)13:30~16:00
 場 所:喜平図書館 第一集会室
 参加者:15名(講師・サポーター含む)
 講   師:山口 淳子

 <学習内容>
  「雪の妖精を描こう」第二回
  
  1.女性の頭に被せるベールの作成―続き
    前回ベールの選択範囲を作成後、フィルターでノイズを
    掛けてベールの基を作成。
    ベール作成を完成させます。
  
  (1)変形フィルターを使いながらベールが頭頂部にフィットする
   ように
整形。
   「対話的歪め」フィルターはなかなか難しく、思い通りに
   なりません。
   一時シーンとなって挑戦。
     (2)形が出来たところで薄い青色に着色、透明感を出す。

  2.反対側のベール作成
  (1)ベールを複製し、反対側の方にも掛かっているように回転させ、
    移動する。
  (2)余分な部分を削除し、人物の両側にふわっとしたベールを掛
        ける


  3.幻想的な雰囲気を出すための作業
   (1)背景に溶け込むように、ベールの頭頂部辺りを消去
     レイヤーマスクを追加し、頭頂部からこめかみにかけて黒→
         白のグラデーションを掛ける。
     徐々に消えるようになり、より自然な表情になる。
  (2)レイヤーモードを≪スクリーン≫に変えると、下のレイヤーが
    透けて見えるようになって透明感を感じさせる。
 
 4.ベールレイヤーを発光させる
  (1)ベールの選択範囲を作成し、境界をぼかして青い色で塗り
          つぶす

      (2)レイヤーのモードを≪スクリーン≫に変更
    青く塗りつぶされた部分に下のレイヤーが浮き出て、より
          表情豊かになる。
 
 5.ベールに煌めきを与える
   (1)≪ブラシ≫ツールで白い小さな点をちりばめる。
   (2)この白い点をきらめきに変える為、照明と投影フィルターの
  「きらめき」のパラメータを、輝く星を表現するように設定。
今回はここで終了しました。
    あと一息といったところまで来ましたので、年内には完成

    させることが出来るでしょう。
             報告 山口 淳子

 

2018年12月6日木曜日

<<第回120回勉強会>>

 日 時:11月19日(月曜日)13:30~16:00
 場 所:喜平図書館 第一集会室
 参加者:16名(講師・サポーター含む)
 講   師:山口 淳子

 <学習内容>
  「雪の妖精を描こう」
  
 「オーロラを描こう」に引き続き冬のテーマを取り上げました。
 モデル嬢の写真を使って雪の中に浮かび上がる妖精を、イメー
   ジを膨らませながら表現します。
   
  1.背景の作成
    元画像となる女性の写真を開き、青い色に塗りつぶしたのち
    グラデーションとノイズのフィルターで、深みのある複雑な
    色合いの背景
を作成。

  2.人物の切り抜きと加工
  (1)元画像の人物を≪パス≫ツールで選択し、背景を削除する。


  (2)人物の顔の部分を強調し、身体部分をぼかす
    クイックマスクを使って選択範囲を作成するため、身体部分
    に黒→白のグラデーションと白→透明のグラデーションを掛ける。
    クイックマスクを外すと選択範囲が出来ているのが分かる。
  (3)選択範囲にフィルター≪ガウスぼかし≫を掛けて、柔らかな雰囲気に
    する。


  3.人物の後頭部を背景に溶け込ませるように半透明にする。
     「人物」レイヤーに「レイヤーマスク」を追加。
    マスクにグラデーションを掛けて、背景に溶け込ませたい部分を
    透明に
する

 4.レイヤ―モードの組み合わせ人物の色調やコントラストを違和
          感なく背景に溶け込ませる

  (1)「人物」レイヤーを3枚複製し、計4枚のレイヤーに其々ぼかし
    を掛けたり、色メニューでコントラストを整え、色相を調整する。
  (2)其々のレイヤ―モードを変えていくと、柔らかな色合いと輝き
        放つ人物が現れる。
 
 5.ぼかされた目や口元をシャープな印象にする。
  (1)「人物」の複製レイヤーにレイヤーマスクを追加して目、鼻、口
    などをはっきりさせる
ように描いていく。

  (2)「人物」の選択範囲を作成し、≪チャンネルに保存≫を実行する。
   その後画像を統合し、背景と人物を1枚のレイヤーにする。

 6.女性の頭に被せるベールの作成
  (1)左側頭部にベールを作るための選択範囲を≪矩形選択≫ツールで
   作成。
  (2)選択範囲にフィルターでノイズを掛ける。

  今回はここまでを保存して終了しました。
  背景以外のレイヤーのモードを切り替えることによっ

  て、思いがけない
  効果を発揮します。
  変化の面白さを実感しながら作成出来る興味深い作品

  です。
  
           報告 山口 淳子

2018年11月14日水曜日

<<第回119回勉強会>>

   日 時:11月5日(月曜日)13:30~16:00
 場 所:喜平図書館 第一集会室
 参加者:17名(講師・サポーター含む)
 講   師:山口 淳子

  <学習内容
  「オーロラを描こう」第三回 
  
  前回は深い森を作成し、手前に大きな木を配置する準備作業
  を終えたところで保存。
      今回は手前の大きな木を配置し、オーロラを描画して作品を
  完成
させました。
    
  1.最も手前に来る木を作成する
  (1) 手前にある木の間から森が見えるようなイメージで、木を
   拡大し、一部を画像からはみ出すように配置する。
  (2) ≪トーンカーブ≫で明るさを調整しこの木に光が当たって
   いるように
した後、其々の木に影を描画する。

  2.背景全体の調整
  (1)全てのレイヤーを統合して1枚のレイヤーに纏める。
  (2)これを複製しぼかしを掛けて、レイヤーのモードを変更し、
    背景を柔らかい印象にする。


  3.オーロラの作成(下拵え)
  (1)黒いレイヤーを作成。一点で交わる5本の白い直線を描画する。 
  (2)フィルター≪渦巻と吸い込み≫でこの直線を曲線に変える
 
 4.オーロラの作成2(変形)
  (1) 線が揺れているように≪波≫フィルターでゆらゆらした線
   変形したのち≪遠近法≫ツールで1/2の大きさに縮める



 5.オーロラの作成3(オーロラらしく)
  (1)≪風≫フィルターでゆらゆらした線に厚みを加える。
  (2)レイヤ―モードを「加算」に変更。背景の色と馴染んで薄い
          ブルーに
変化する。
  (3)黒から透明のグラデーションで下部を徐々に透明にして、
    大気の中に現れる自然現象としてのオーロラを表現。

 
6.オーロラを発光させ、着色する。
  (1)複製レイヤーを2枚作り、1枚はぼかしを掛けモードを変更。
    2枚目に虹色のグラデーションを掛け、モードを「乗算」に
          変更すると美しい色合いを持つオーロラが出現する。


        ぼかしやグラデーションで調整し完成!!
                 絵筆で描いたように・・・
3.で描画した直線の太さ、間隔などによって色々なオーロラが
    描けて
    一人一人違った味わいのある作品が出来上がりました。
              
           報告 山口 淳子

~作品集~



2018年11月4日日曜日

<<第回118回勉強会>>

日 時:10月15日(月曜日)13:30~16:00
 場 所:喜平図書館 第一集会室
 参加者:17名(講師・サポーター含む)
 講   師:山口 淳子

  <学習内容>
 「オーロラを描こう」の第二回です。
 フィルターのみで美しいデジタルアートの世界を描きます。

  前回は濃紺の空に星が瞬き、雪をかぶった山の下方に森の
  基となる木を描き始めたところで保存。
  
 1.遠くの木・中間の木を作成する
  (1)  画像の下1/4の箇所に作成した黒い矩形を「変形フィルター
     ・波紋」でギザギザに
し、更に水平方向の「波紋」と「ずら
      し」を適用して木の葉を表現

  (2)  これを2枚複製し、遠くの木を作成する。
    縦方向に波紋を描き、木の高さを不揃いにする。
  (3)   木の下側を徐々に透明にするため「レイヤーマスク」を追加
    して、白から黒のグラデーションを掛ける。
  (4)  ぼかしを掛け、「トーンカーブ」で明るさを調整
    レイヤーを複製しながら(2)(3)の作業を繰り返して、遠くの木
    中間にある木を作成
する。


    いつの間にか白い雪原にこんもりとした森が出現し、フィルター
    の力に驚きと感動が生じる。

2.近くの木を作成
      画像の左右に大きな木を作成する。
        やや大きめの中間にある木の左右の二本をコピー&ペーストし、
    新しいレイヤーを作成する所で終了。

          次回は最も手前に来る木が画像をはみ出すように配置して森を
    完成させ、オーロラを描きます。
   
                     報告 山口 淳子

2018年11月2日金曜日

<<第回117回勉強会>>

 日 時:10月4日(木曜日)13:30~16:00
 場 所:喜平図書館 第一集会室
 参加者:16名
 講   師:山口 淳子

  <学習内容>
 今回は「オーロラを描こう」の第一回です。
 写真を使わず、美しいデジタルアートの世界を
 フィルターのみで描きます。

 1.背景を作成
  (1)1024×768の新規画像を作成し、4等分のガイド
   引く。
  (2)右方向から光がさしているように青から黒のグラデー
   ションを方向を変えて3回描画する。

 2.雪原の作成
   (1)画像の下1/4に雪原を描くため「下塗り」フィルター
    でノイズを掛け、≪遠近法≫ツールで遠近感を付ける。
    更にレイヤーのモードを「スクリーン」に変更して手前
    を明るく
する。  
  (2)ここに白から透明のグラデーションを描き、「ノイズ」
    フィルターでRGBノイズを掛ける。
  (3)雪原の上部に向かって徐々に透明になるよう「レイヤー
    マスク」を追加
白から黒のグラデーションを掛ける。
   青い背景に遠近感のある雪原が現れる。


 3.星の作成
   (1)画像の上半分に星をちりばめるため、HSVノイズで
   星の種を作成。
   星が描かれた下側の部分にグラデーションを掛け
   ≪レベル≫ツールで密度の調整をする。
   (2)再度HSVノイズを掛け、レイヤーのモードを「スクリーン」
   に
変更。
   この一連の作業により色や密度の変化を得て、美しい星空が
   出来上がりました。

 4.山の作成
  (1)雪を被って聳える遥かな山を描く。
    新規レイヤーを追加し、画像の下1/4に矩形選択範囲を作成。
   「ソリッドノイズ」フィルターでノイズを掛け「渦巻と吸い
    込み」フィルターを実行
すると、ノイズの画像が大きく盛り上
    がり
「凄い!」との声が上がる。

           これが山の基となる。
  (2)白から透明のグラデーションを掛け、山に陰影を描画する。
  (3)山レイヤーを複製し、一方を奥に配置して遠近感を付ける。
    其々のレイヤーに「レイヤーマスク」を追加して、白から黒の
    グラデーションを掛けると雪を被った碧山が現れる。


 5.山に輝きを与える 
    山レイヤーを統合し更に複製する。
    コピーしたレイヤーを青く塗りつぶしてモードを「オーバーレイ」
    に変更し山の頂を輝く白にする。

 6.遠くの木の作成
  (1)新規レイヤーを追加、下1/4の箇所に矩形の選択範囲を作成し、
    黒で塗りつぶす。
    変形フィルターの「波紋」でギザギザを描き木の基を作成する。
  (2)木の色を付けるため、RGBノイズで濃い緑色を描く。

   今回は全体のほぼ40%まで進みましたが、後半はさらに手の込ん
   だ作業が続きます。
   次回美しいオーロラに感動する事が出来ると良いのですが…

                     報告 山口 淳子

2018年10月8日月曜日

<<第回116回勉強会>>

日 時:9月11日(火)13:30~16:00
場 所:喜平図書館 第一集会室
参加者:16名
講  師:春日昭男

 <学習内容>
今回は「ひまわり畑を観に行こう」と題した作品作りの仕上げと
花火と夜景」を合成させる勉強をした。

1.ひまわりの花・夏の入道雲・夏山風景・日傘をさしたモデル嬢
      の写真を合成して観光案内的な一枚の写真を作成する。
 (1)2枚目の日傘画像をレイヤーとして開き不要部分(白い部分)を
      削除する
  →拡大縮小、回転ツールで調整した後、傘を持っているように
      手の指部分を加工
する。
 (2)ひまわり画像2枚をレイヤーとして開く
  →空の部分を「ファジー選択」し背景を透明にする。
  →拡大・縮小、回転ツールで調整し、所定の位置に移動する。


 (3)額縁画像を開き合成して完成!!

 
2..花火と夜景を合成する勉強
 (1)背景画像を開く
  →透明の新規レイヤーを作成し黒から白のグラデーションをかける
  →新規レイヤーのモードを「焼き込み」にして背景画像を完全な
       夜景にする

 (2)花火画像をレイヤーとして開く
  →移動ツールで画面の中ほどまで移動する。


  →花火画像の黒い部分を選択し透明にする。
  →花火画像を複製し、複製レイヤーを鏡像反転(垂直)させ画面の下方
      へ
移動する。
  →反転した花火画像を「ずらしマップ」「ガウスぼかし」で花火を加工
      する。
 (3)自由の女神画像をレイヤーとして開く
  →女神像の背景を選択し透明にする。

  →拡大縮小、回転、移動ツールで調整し所定の位置に移動。
  →色調整(レベル)を行い完成画像とする。
 (4)額縁画像を開き合成して完成!!

     報告者 春日昭男

~作品集~
 
 
 
 

<<第回115回勉強会>>

日 時:9月3日(月)13:30~16:00
場 所:喜平図書館 第一集会室
参加者:16名
講  師:春日昭男

 <学習内容>
今回は「ひまわり畑を観に行こう」と題した作品作りを勉強した。
ひまわりの花・夏の入道雲・夏山風景・日傘をさしたモデル嬢の
写真を合成して観光案内的な一枚の写真を作成する。
1.新しい画像サイズを作成する。
  →Aサイズでプリントすることを前提にして4000×2837
  ピクセルの画像サイズを作る。


2.背景となるひまわり畑の画像をレイヤーとして開く
 (1)不要な部分を削除する
     →不要な部分の内建物等の部分を矩形選択で削除→その他の不要
  な部分を消しゴムツールで削除する

 (2)移動ツールで所定の位置へ移動

3.夏山の景色画像をレイヤーとして開く
 (1)空の部分を選定後削除し透明にする
 (2)背景画像レイヤーの下に移動後移動ツールで所定の位置に移動。


4.入道雲画像をレイヤーとして開く
  画像レイヤーを最背面へ移動し、バランスよく移動ツールで
  調整する


5.二人のモデル嬢画像を個々に新しい画像として開き電脳はさみ
  ツールで選択し、背景を削除す

     →画像を縮小拡大ツールで調整し、移動ツールで所定の位置に
  移動
する。


6.日傘画像1をレイヤーとして開き不要部分(白い部分)を削除する
  →拡大縮小、回転ツールで調整した後フィルター「対話的歪め」
  で傘を持っているように
手の指部分を加工する。



本日はここまでで次回完成させる。
  
   報告者 春日昭男


~作品集~


2018年9月30日日曜日

<<第回114回勉強会>>

日 時:8月6日(月)13:30~16:15
場 所:喜平図書館 第一集会室
参加者:15名(受講者:9、講師・サポーター:6)
講 師:岡戸洋祐

 <学習内容など>
1.システム警告への対応
 某世話人よりパソコンを開くと(システムは破損していないのに)
 「セキュリティシステムが破損しています」の画面が出た場合の対処の説明


2. デジタルアート分野のガラスと光の世界を表現する「ガラスの表現作品」
    作り(4回目)
で手順は下記の通り進め、完成させた。
 (1)グラス.ping画像(灰色)の質感向上加工  
     ①前回保存した背景画像にグラスレイヤーをピンク色で塗りつぶし、
      モードを「オーバーレイ」の画像を開く(テキスト21頁14.(2))
     ②グラスコピーレイヤーを色→エイリアンマップ適用し加工
   ③グラスコピー#1レイヤー透明保護をかけ、ソリッドノイズ適用後
   モードを「除算」に
すると輝いた透明感のグラスに変貌、
   好みで色→レベルで更に加工し終了


 (2)光の合成
   ①新規の光レイヤー作成し、モードを「加算」とし、ブラシツールで加工
   (「Sparks」「動的特性」など)し、グラス内部に大小の光り
   ドラッグ・ドロップでランダムに描画する


   ②背景画像の上部に惑星の輝きを作成する為、フィルターの照明と投影から
    超新星
を選択、各パラメーター値を設定、移動で天空の真上に配置


 (3)背景画像上に「ガラスの柱」を設け、透明感のある装飾に加工

   ①矩形選択ツールで画像に垂直方向に幅100pxの矩形作り、選択範囲を
    「選択」→[選択範囲をチャンネルに保存]
   ②選択範囲にブレンドツールで描画色と背景色を変えてグラデーション
   →ぼかし加工→エイリアンマップ適用



   ③縁取り選択後、高さを拡大・縮小で1000pxに拡大、画像中心に配置
   ④ 「ガラスの柱」にフィルターのマップから条件を変え「ずらし」操作
    →ぼかしとフィルターでシャープ適用
   ⑤ 塗りつぶし、モード変更、チャンネルタブ操作、レイヤー操作で 加工終了


  (4)前記「ガラスの柱」上に縦文字(Gimpサークル)入れて全て終了

   (テキストでは、ガラスの柱3本作り、加工を施すが今回は1本のみ作成完了したが
    それを複製、配置変え、加工などすれば3本作れる)


3.今後のサークル運営に係る忌憚のない意見交換会実施し、16時過ぎ講座終了

4.場所を移し、16名参加の暑気払いを楽しく・賑やかに実施19時過ぎ散会

 報告者 岡戸洋祐

 ~作品集~