2016年8月22日月曜日

<<第71回勉強会>>

  日  時:8月15日(月) 13:30~16:00
 場  所:喜平図書館 第一集会室
 参加者 :15名 (受講者10名、講師・サポーター5名)
 講  師:岡戸洋祐 

  「新たなる宇宙の作成」
 ライトアップされた「東京駅とビル街」の夜空に地球、リングを

  有する土星、超新星を遠近感をもたせて浮かべ、更に
 夜空をミステリアス風に加工し、仕上げようというテーマです。
 新たに追加した各種フィルター機能も活用し、レジメに

 準じて今日含め2回にわたって作品作りをします。
 
第1回目:
 
1.星雲夜空の作成
  キャンバスサイズを決め、各々フィルーターの「Space 

  Art: Stars in  sky」と「Render:Star scape」 のダイアログ
  からパラメーターを設定し、「星々」と「宇宙の塵」を描き
  新しいレイヤーグループとする。

2.「東京駅とビル街」画像を加工する
  レイヤーとして元画像(東京駅とビル街)を開き、その夜空

  部分を自由選択ツールで囲み、消去し上記1の星雲夜空
  にする。
  その後、加工した元画像の建物群と夜空の境界部を

   「消しゴム」を使い明瞭にする。  
  更に、色メニュー→レベルのパラメータを操作し、元画像を

  鮮明化する。 
 
 3.地球を宇宙に配置する
  ①レイヤーとして元画像(地球)を開き、アルファー

    チャンネル化し、楕円選択とツール設定から正円を描き、
    地球を綺麗に切り抜き、その周りの暗闇は選択範囲を
    反転し消去、すると上記1.の星雲夜空になる。
  ②その地球に新規レイヤーとした薄黄色のグラデーション

    をかけ、更にオーバーレイをかけ、青い地球に少し
    フィルターをかけたように加工する

  ③新しいレイヤーグループ(地球の名称にする)を作成、
    その中に上記3.①と②を入れ、それらが同時に
        動くように①と②のレイヤー横をクリックして鎖を設定する
  ④その地球を拡大縮小と移動ツールで適度なサイズに

         縮小・移動し、レイヤーの並びを変えて、2.画像の
         裏側に配置する。

  名前を付けて保存(.xcf画像)し、終了した。
  次の第2回目は、レジメの「土星の作成」からです。

  報告者:岡戸洋祐

2016年8月4日木曜日

<<第70回勉強会>>

日  時:8月1日(月) 13:30~16:00
場  所:喜平図書館 第一集会室
参加者 :17名 (講師・サポーターを含む)
講  師:山口 淳子 

  「ミステリアスな森」
 今回はグラッフィックを描こうという課題です。
 Beyond the Mist(霧の向こうにあるるものと言った

 意味でしょうか?)と言うブラシを使って、美しい風景画に 
 サスペンスタッチの絵を描きます。
 
1.夕暮れの湖の画像を開き、対岸に「霧の中に浮かび

  上がる木々」を描き足す
  Beyond the Mistブラシは10種類もあり、様々な表情を

  持った木を描くことが出来ます。
  木という名前を持つレイヤーを5枚作り、それぞれに

  ブラシの種類を変えて描画していく。

2.画像の手前の方にアクセントの木を描く
  ①「木6」と言うレイヤーを作成し、手前の岸に描く。
  ②余分な木を消しゴムツールで消しながら風景に

   馴染ませる。

3.手前の岸にもミステリアスな雰囲気を作る
   エアブラスツールを使い、手前の岸に霧を発生させる
   ツールオプションでブラシサイズ、モード、不透明度などを

   設定し、拡散の量を試しながら、霧を描く。
   ここは今回いろいろ意見の出た面白いところでした。
   ブラシとエアブラシのどちらを使うか?、拡散の量など
   感性に基づいた自由度の高いところだけに難しくも

   ありました。

4.対岸の森のバランスを整える
  ①対岸が明るすぎてミステリアスな雰囲気に欠ける為、

    グラデーションレイヤーを作成し、不透明度を調整
        しながら暗くする。
   これで薄暗い森と湖が出現し、ちょっとサスペンス

       映画風になったよう。

  ②最後に森の後ろにも霧を描いて完成です。




  今回はBeyond the Mistブラシの威力で、かなり楽に
     目的を達成しミステリアスな雰囲気を創り上げることが
     出来ました。

         報告者:山口 淳子

~作品集~






2016年8月2日火曜日

<<第69回勉強会>>

 日  時:7月21日(木) 13:30~16:00
 場  所:喜平図書館 第一集会室

 参加者:18名 (講師・サポーターを含む)
 講  師:春日昭男 行武錦弥 

  ◎今回は「レタッチ」についての勉強です。
  Gimpサークル会員の皆さんに事前に画像を送って頂き、    GIMPを使って「レタッチ」を行いました。
  レタッチ用素材は「公園、お祭り、旅行、街中、小鳥、素材探しの撮影会の画像」

   などの画像 14点です

 1.レタッチはツール、フィルター等 を使い行います
  ①画像の傾きを修正し画像を「水平」にする
  ②不必要な部分をトリミングする
   ・スタンプツールで不要部分を消し、にじみツール、

        ぼかしツールで画像を自然になじませる
  ③ピンがやや甘い画像に「アンシャープマスク」、

        「チャンネルに分解しアンシャープマスク」を
        かける。
   ピンが合ったスッキリした画像に補正する

  ④色のレベルを補正する。
   ・眠い画像も「色のレベル補正」でスッキリと
   ・フイルター「ダイナミックレンジ」を使い「暗い、明るすぎる

         所を補正」する
   ・コントラストを補正する等を行いました。









 2.レタッチした画像を「ツール、フイルター等」を使用して「新しい作品」に生まれ
  変わった 画像を紹介しました。
  何気ない画像も「GIMPで加工」で新しい作品に大変身です


レタッチ後、加工して作品とされたもの(春日さん作)
画像をクリックすると拡大されます







  ・デジカメ、携帯等で撮影した「もう少し何とかなったらな~」と思う画像も

     「レタッチで補正」で素晴らしい画像に変身です

  ・現在の写真は「デジタル画像」です。
   レタッチを学ぶことで楽しみが2倍になります        

                  報告者:行武錦弥