2016年8月4日木曜日

<<第70回勉強会>>

日  時:8月1日(月) 13:30~16:00
場  所:喜平図書館 第一集会室
参加者 :17名 (講師・サポーターを含む)
講  師:山口 淳子 

  「ミステリアスな森」
 今回はグラッフィックを描こうという課題です。
 Beyond the Mist(霧の向こうにあるるものと言った

 意味でしょうか?)と言うブラシを使って、美しい風景画に 
 サスペンスタッチの絵を描きます。
 
1.夕暮れの湖の画像を開き、対岸に「霧の中に浮かび

  上がる木々」を描き足す
  Beyond the Mistブラシは10種類もあり、様々な表情を

  持った木を描くことが出来ます。
  木という名前を持つレイヤーを5枚作り、それぞれに

  ブラシの種類を変えて描画していく。

2.画像の手前の方にアクセントの木を描く
  ①「木6」と言うレイヤーを作成し、手前の岸に描く。
  ②余分な木を消しゴムツールで消しながら風景に

   馴染ませる。

3.手前の岸にもミステリアスな雰囲気を作る
   エアブラスツールを使い、手前の岸に霧を発生させる
   ツールオプションでブラシサイズ、モード、不透明度などを

   設定し、拡散の量を試しながら、霧を描く。
   ここは今回いろいろ意見の出た面白いところでした。
   ブラシとエアブラシのどちらを使うか?、拡散の量など
   感性に基づいた自由度の高いところだけに難しくも

   ありました。

4.対岸の森のバランスを整える
  ①対岸が明るすぎてミステリアスな雰囲気に欠ける為、

    グラデーションレイヤーを作成し、不透明度を調整
        しながら暗くする。
   これで薄暗い森と湖が出現し、ちょっとサスペンス

       映画風になったよう。

  ②最後に森の後ろにも霧を描いて完成です。




  今回はBeyond the Mistブラシの威力で、かなり楽に
     目的を達成しミステリアスな雰囲気を創り上げることが
     出来ました。

         報告者:山口 淳子

~作品集~